未経験でIT業界で働き始めて3年目のかめ吉です。
ネットでは「未経験でIT業界の仕事は難しい!やめとけ!」といった話をよく耳にします。
私も働き出す前は不安でした…!
しかし実際に働いてみると「大変な部分はあるけれど、IT業界の仕事に挑戦してよかった!」と感じています。
この記事の内容
- 未経験OKの求人は多い!
- でも「年齢制限」をかけている求人も多い
- 資格なしでも就職は可能だが、ITパスポートの取得がおすすめ
- 正社員デビュー、キャリアアップもできる!
本記事では、私のように「IT業界の仕事に興味はあるけど挑戦するか迷っている」という方に向けて、実際に働いてみた私の体験談を正直に紹介します。
\未経験からIT業界に挑戦したい方はこちら👇/
結論:未経験でIT業界に挑戦したいなら、35歳までに挑戦しよう!
最初に結論を言います。
未経験でIT業界は難しくないですが、年齢が重要です。
IT関係の専門的なスキルがあれば、年齢関係なく仕事が見つかる可能性の高いのがIT業界です。
一方未経験の場合は、長期勤続によるキャリア形成の観点から、年齢制限を設けている求人がよく見かけられます。※雇用対策法施行規則の例外事由3号のイによるもの
求人によって、35歳以下の場合もあれば、29歳以下の場合もあります。
私も28歳の時に未経験でIT業界に入りました!
未経験でIT業界に挑戦したい!と思うのであれば、遅くても35歳までに挑戦しましょう。
未経験でもIT業界で採用される?
人気の「IT業界」のお仕事。
業界自体が人材不足が続いているため、かなりの量の求人があります!
IT業界で転職して2社経験している経験をもとに、実際の求人や就職活動についてご紹介します。
「未経験OK!」の求人は多い
将来性のある業界として、以前からIT業界には興味を持っていました。
今後も拡大していく業界であれば、転勤先でも仕事が見つかりやすいのでは…?
実際に転職サイトで調べてみると「未経験OK!」の求人はたくさんヒットしました!
「完全未経験OK」「学歴不問」「人柄採用」といったワードの求人も見受けられ、経験なしでも挑戦しやすい業界と言えます。
未経験での就職活動は大変?
IT業界は経験よりも「意欲」や「コミュニケーション力」が優先されるため、未経験でも十分採用される可能性はあります。
私も以前は営業事務をやっていて、IT業界の仕事にはまったく触れたことがありませんでした…!
SESという契約方法で、エンジニアをクライアント先に派遣する形態をとっている企業の場合、面接1回で内定をもらえることも多いです。
私もSES企業を複数社受けていますが、どれも面接は1回で終了でした!
SES企業の場合は、採用後クライアント先との面談を経て、実際の派遣先が決まります。
興味のある方は、SESについて紹介したこちらの記事を読んでみてください!👇
未経験からIT業界で働いた体験談
現在、未経験でIT業界の仕事に挑戦して2年が経ちました。
上記4点について、詳しくご紹介します!
実際のIT業界の仕事内容は?
IT業界と言っても、さまざまな業務があります。
私のように、未経験でIT業界に入った場合によく担当する業務が、ヘルプデスクです。
ヘルプデスクとは、ユーザーからの技術的な問い合わせに対応する仕事です。
私が経験してきたヘルプデスク業務の具体的な内容を紹介します。
ヘルプデスクの仕事内容
- 問い合わせの受付
- エンジニアへの相談、報告
- パソコンやスマートフォンの初期設定(キッティング作業といいます)
- パソコンやスマートフォンなどの修理(もしくはメーカーへ修理依頼)
デジタル機器やソフトの操作方法に関する問い合わせや、エラー表示や故障に関する問い合わせを受け付けます。
簡単な内容であれば自分で回答し、専門的な知識が必要な場合は、エンジニアへ相談・報告し、その結果をユーザーに回答するような仕事です。
また、ユーザーが使うパソコンやスマートフォンの初期設定をする、キッティング作業なども行いまうす。
いきなり難しい業務を任せられることはありません。
派遣される前にクライアントと面談する際、未経験であることを知らせた上で受け入れが決まるので、安心してください♪
ヘルプデスク以外にも、テスト業務(システムが仕様通りに動作するかを確認する仕事)なども、未経験者が任されやすいです。
スキルや経験を身につけることで、サーバーやネットワーク、システム開発などの専門的で難しい業務に挑戦することもできます。
未経験でIT業界の仕事は難しい?
未経験でも、なんとかヘルプデスクの仕事をこなせています!
しかし、最初につまづきやすいポイントがあるとすれば、「パソコン操作」と「専門用語」です。
未経験者がつまづきやすいポイント
- パソコン操作
- ユーザーに操作を説明する必要がある
- リモートでユーザーのパソコンを操作することがある
- タイピングスキルを求められる場合がある(メールやチャットで問い合わせを受ける場合)
- 専門用語
- ユーザーやエンジニアが何を言っているか理解する必要がある
- ユーザーやエンジニアに状況を正確に報告する必要がある
パソコン操作については、事務職などである程度操作したことがある人でも、人に説明したりするときに難しさを感じやすいです。
例えば、「Windowsマークをクリックして、設定(歯車のマーク)をクリックしてください」など、具体的な説明ができる必要があります。
電話やメールでやり取りする場合、「これ」を「こうして」では通用しません…
また、専門用語については、ユーザーが困っている内容を理解したり、エンジニアに状況を説明するために、調べて理解する作業が必要になります。
私の場合ITパスポートを取得してIT業界に挑戦したのですが、知っている言葉でも、理解が甘かったなと思い知ることが多々ありました
しかし、私と同じように未経験の方も多く、資格もない方も多数在籍していたので、未経験だからと言って心配になる必要はありません。
技術が日々進歩するIT業界では、どんなにベテランであっても、新しいことや専門外のことは知らないことが多いです。
そのため、ベテランでも分からないことはある、という前提で仕事ができるので、知らないからと言って責められることはありませんでした!
「知らない」「分からない」を正直に伝えることで、よろこんで教えてくれる先輩方もたくさんいらっしゃいました!
IT業界の良いところ
- 全国どこでも仕事ができる(SES企業やフルリモート案件など)
- キャリアアップを目指せる
- 資格の受験費用などを負担してもらえる(正社員雇用の場合)
- 他業界へ転職する際もスキルを活かせる
- 派遣でも時給が高い
転勤先でも仕事が続けられる上、資格取得などを通してキャリアアップが目指せるのが、IT業界の良いところです。
転勤妻でもキャリアアップをかなえたい人にはおすすめできます!
ITスキルが求められる機会が増えてきた現在では、他業界でも身につけたスキルが無駄になることはありません。
派遣雇用であっても、ヘルプデスクの平均時給は1,744円と高い傾向にあります。
ちなみに、一般事務の派遣の平均時給は1,337円です。
\気になる給料の平均値はこちら👇/
派遣でも正社員並みの年収が目指せるのも、IT業界の良いところです!
IT業界の悪いところ
- 専門知識を理解するのが難しい
- 勉強しつづけなければならない
- キャリアアップの難易度が高い
- 男性の比率が高い職場が多く、慣れていない人は辛い
やはり、知識を習得することが難しいことが一番大変なところです。
ベテランであっても新しいことや専門外なことは理解していないことが多いため、新人であればなおさらです。
仕事を理解したり、仕事上のコミュニケーションを取るために、常に勉強することが求められます。
私は通勤中や昼休憩中の時間を、資格の勉強にあてていました
キャリアアップを目指す場合は、経験が重視される傾向にあるので、自分で実績を作るなどの能動的な行動が必要になってきます。
また、職場には男性が多い傾向にあるので、男性社会に苦手意識がある場合は慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
女性社会の方が苦手な場合は、人間関係が楽になるかもしれません!
未経験でIT業界の仕事に就くには?
実際に未経験でIT業界の仕事に挑戦する際、どんな仕事をするのか・どんな知識が必要なのかわかりづらく、精神的なハードルが大きいかもしれません。
そのため、未経験でIT業界の仕事に挑戦したい場合の、おすすめの選択肢を2つ紹介します。
- 資格を取得する方法
- 実績を作る方法
自分に合った方法、目指したい仕事にあわせて選択しましょう
①資格を取得する方法
未経験でIT業界の仕事に最短でつきたいなら、資格を取得することをおすすめします。
資格取得をするメリット・デメリットは次の通りです。
未経験におすすめの資格・ITパスポートの場合、受験料は7,500円、勉強時間は最低でも100時間ほど必要とされています。
私も就職活動前に取得しました!
職場では未経験で資格もない方も多かったため、取得していなくても採用されます。
資格に合格した際受験費用が会社負担になる場合は、入社前に勉強して、入社後に受験するという方法もおすすめです。
IT業界に挑戦する前に、どんな知識が必要か知りたい方は勉強をおすすめします
②実績を作る方法
IT業界の仕事でも、次のような人は実績をつくることをおすすめします。
- システムを開発してみたい人
- Webデザインの仕事をしてみたい人
- アプリを作ってみたい人
具体的にやりたい仕事が決まっている人は、必要な知識を習得してサイトやアプリの作成など、実績を作っておきましょう。
実績をつくるメリットとデメリットは次の通りです。
時間とお金がかかっても、自分がやりたい仕事が決まっている場合は、実績作りから始めましょう!
スキルがないとできない仕事に挑戦したい場合は、実績づくりがおすすめです
IT業界への挑戦は若い内がおすすめ!
未経験でのIT業界の仕事は大変かもしれませんが、内定をもらうことは難しくありません。
一方で、未経験の場合年齢制限を設けている求人もよく見かけます。
IT業界に興味をもったら、若い内に挑戦することをおすすめします!
また、未経験・資格なしで働いていた同僚も多くいましたが、「ITパスポート程度の知識があった方が楽だ!」と感じています。
専門用語について、まったく聞いたことがない状態と、聞いたことはあるけど分からない状態でも、理解するスピードに差が出ます。
基本的な専門用語を聞いたことがあるレベルにするために、ITパスポートの取得はおすすめしたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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