「IT業界の仕事に挑戦してみたいけど、何をしたらいいか分からない」と悩んでいませんか?
本記事は「IT業界に興味があるけど、何から始めたら悩んでいる」というIT業界未経験の方に向けて、初心者におすすめのITパスポートについて紹介します。
未経験からIT業界で働いている立場から紹介します!
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IT未経験者はまずITパスポートを取得しよう!
- IT業界の仕事に興味を持っている
- 未経験だけどIT業界に転職したい!
このように、IT未経験でIT業界に興味を持っている方は、ITパスポートの取得をおすすめします。
私もIT業界の仕事に転職する前に、ITパスポートを取得しました!
ITパスポートはIT未経験者のための資格
ITパスポートは、IT未経験者にこそ取得をおすすめする資格です。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
【ITパスポート試験】情報処理推進機構|iパスとは
ITパスポートは、IT業界に携わる職業人に限らず、IT技術を利用しているすべての人に向けて作られた資格ということです
実際にどのような人が応募しているか確認してみると、非IT系の仕事に就いている社会人が高い割合を占めていることが分かります。
応募者の約80%が社会人となっています。
社会人で応募した人の内、80%以上が非ITの仕事に就いています。
実際の応募者の状況からも、非ITの仕事に従事している社会人が受験している資格と言えます。
IT未経験の人がIT入門編として学ぶのにぴったりの資格です!
ITパスポートで学べる内容
(前略)新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
【ITパスポート試験】情報処理推進機構|iパスとは
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。
日々進歩していくIT技術に関する知識と、IT技術以外の、経営・マネジメントに関する知識についても学ぶことができます。
IT技術に関する試験範囲は、定期的に改訂され、試験のバージョンが更新されていきます。
受験の際は、試験のバージョンを確認する必要があります!
\ITパスポートの最新バージョンの確認はこちら👇/
IT未経験者にITパスポートの取得をおすすめする理由
未経験からIT業界で働いている立場から、ITパスポートの取得をおすすめする理由をお伝えします。
初心者向けの難易度
ITパスポートの合格は易しいです。
社会人(IT系・非IT系)の合格率は約50%です。
社会人で受験した2人の内1人が合格しています!
合格のために必要な勉強時間は、次の通りです。
- 平均:150時間
- IT知識のない人:180時間
- IT基礎知識がある人:100時間
平均時間150時間の場合、1日3時間勉強すると、約1か月半で合格が目指せることになります。
しかし、ITパスポートは全問4択から1つの答えを選ぶ、多肢選択法の試験です。
選択式の試験に慣れている方は、目安の勉強時間よりも短い時間で合格できる可能性があります。
私の場合IT知識なしでしたが、大学受験で選択式の問題に慣れていたため、80時間ほどで合格できました!
また、試験範囲の2/3が経営・マネジメントに関する問題のため、ITの知識が無くても解答可能な場合もあります。
専門用語や概念の意味が分かる
ITパスポートを取得すると、ITの基礎的な専門用語を理解することができます。
- IPアドレス
- MACアドレス
- HTTP/HTTPS
- ルーター
- Dos攻撃
- ランサムウェア など
IT業界の仕事をする上で頻出する用語・概念を理解することができます。
未経験からIT業界に挑戦する時、最初につまづくのが専門用語や概念の理解です。
基本的な用語が理解できないと、仕事の指示を理解することができません。
ITパスポートを持っていない同僚は、仕事をしながら分からない用語を調べる作業をしていて、大変そうでした…
自分の好きな時にいつでも受験可能!
ITパスポートは、全国各地にある試験会場で、都合のいい時間を選んで受験することが可能です。
各都道府県に1拠点以上あり、週末(土曜日もしくは日曜日)も受験することが可能です!
受験にかかる時間は受付開始から試験終了まで、最長で150分(2時間半)ほどです。
集合時間 | 試験時間の30分前から受付開始 |
試験時間 | 120分 |
合計 | 最長150分(2時間半) |
試験時間終了前に解答が完了した場合は、途中退出も可能です
ITパスポートでアピールできること
ITパスポートを取得することでアピールできることを、実際にIT業界で働いている立場から紹介します。
IT分野に関して一定の興味を持っていること
ITパスポートは、ITに関係ない仕事に就いている人が多く受験しています。
ITに関係ない仕事をしていても、ITパスポートを取得することで、ITに関して一定の興味を持っていることを形にしてアピールすることができます。
IT未経験だからこそ資格を持っている方が、関心度の高さを客観的に評価してもらうことができます
ITに関する用語や概念を理解していること
未経験からIT業界に挑戦する時、最初につまづくのが専門用語や概念の理解です。
そのため、同僚や上司も、新人がどの程度ITの知識があるかに関心があります。
ITパスポートを取得していれば、基本的な用語や概念は理解していることをアピールすることができます。
未経験者を受け入れる際に、仕事の指示を理解できているかが重要視されます。
知識習得のために努力できること
IT業界で働く上で、勉強に抵抗がないことは重要です。
なぜなら、IT業界では新しい知識を学ぶことが必須だからです。
- ITパスポートの上位資格 → 基本情報技術者試験、応用情報技術者試験 など
- ネットワーク系の資格 → CCNA、CCNP など
- サーバー系の資格 → LPIC、LinuC など
- クラウド系の資格 → AWS、Azure など
以上の資格以外にも多数の資格試験があり、数年で失効するものもあります。
資格以外にも、開発言語の知識が必要になる場合もあります。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
- Java
- Python
- Ruby など
自分の取り組みたい分野に合わせて、常にスキルをアップデートさせていくことが、IT業界で働く上で求められる素質です。
資格取得や開発言語の習得に限らず、分からないことを調べて理解し、活用する場面は多いです
資格取得を通して、新しい知識を学ぶことができる素質をアピールできます。
ITパスポートの勉強方法
ITパスポートに合格した立場から、ITパスポートのおすすめの勉強方法について紹介します。
最短で合格したいなら「ITパスポート試験過去問道場」がおすすめ
資格勉強の最も有効な勉強方法は、過去問を解くことです。
実際に出題された問題を解くことで、問題のレベルや問われる知識を効率よく学ぶことができます
ITパスポートに関しては、ITパスポート試験ドットコムというサイト内に、無料で利用できる過去問の出題コンテンツ「ITパスポート過去問道場」があります。
引用元:ITパスポート過去問道場
丁寧な解説付きの過去問を、無料で大量に繰り返し解くことができます。
- ITに関する一定の知識がある方
- 選択式のテストに慣れている方
- 知識の理解よりも、早く合格することを優先したい方
上記に当てはまる方は、「ITパスポート過去問道場」を繰り返し解くことをおすすめします。
正解率が80~90%を達成するまで繰り返し解くと、安心して受験することができます
じっくり理解したいなら参考書での学習がおすすめ
IT未経験者がITパスポートの勉強をする場合は、参考書を使った学習から始めるのがおすすめです。
特に、ネットワークなどの目に見えない仕組みについては、図を用いて解説されている参考書を使うと、理解しやすくなります。
過去問を何度も解けば合格は難しくありませんが、体系的な理解が足りないと、実際の仕事では役に立ちません
参考書で学んだ後「ITパスポート過去問道場」で過去問を繰り返し解くと、より理解が深まります!
IT未経験者こそITパスポートの取得にチャレンジしてみよう!
ITパスポートを取得することで、
- IT分野に関して一定の興味を持っていること
- ITに関する用語や概念を理解していること
- 知識習得のために努力できること
をアピールすることができます。
未経験からIT業界に挑戦する際は、ITパスポートの取得に挑戦してみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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